中古別荘を探してる人のためのfeedback

中古の別荘を買ってから3年。これまでいろいろ改良して来て、一段落しましたので、これから買われる予定の方に参考情報をまとめておきます。

1. だれが設計、施工したか?
小生の手に入れた山荘は、横浜の会社が設計したものでした。二重ガラスや家の断熱性など常識的なことは横浜の業者もできるのでしょうが、水系統の寒冷地対策は不十分でしたし、薪ストーブと煙突にも問題がありました。やはり建て慣れた地元の業者が安心でしょう。

以下具体的な事例で説明します。

2. 寒冷地の水道の凍結防止
地下配管の経路図を確かめて置くことをお勧めします。小生の場合、給水配管は大丈夫だったのですが、給湯配管はボイラーから再度地下配管になるのでこの部分の水抜きのために専用の不凍水抜き栓が必要です。小生の場合、それに気がつかなかったため、2度洗面台の給湯栓を凍結で割ってしまいました。その上、水抜き栓を掘り出してみると、水抜き栓ではなくて(水抜き栓は、左に回すと水が出ると同時に、配管の水が地下に漏れなくなる。水抜きの時は栓を右に回すと、給水が止まり、残った水は排水される)、普通の弁が配管に付いていました。この場合、水を抜く時は、栓を左に回す。水抜き栓とはまったく逆回しです。掘り出すまでわかりませんよね。

(不凍水抜き栓でなく、普通の弁がついている)

その上、地下配管の埋設深さが60cmであるべきところが30cm強くらいと浅く、しかも地下の弁を回す弁棒は断熱されていない。

(弁を回す棒の周りに断熱材がなく、蓋もない。これでは弁が外気に曝されているのと同じ)


いつも朝になると地下部分で凍結して、湯が出ませんでした。自分で掘り出すまで分かりませんでした。

3. 電気ヒートトレースの配線
付けっ放しにすると結構電気代がかかります。原理的には、配管の水抜きをした留守中は、加熱する必要はないわけであり、小生は室内の配電盤のブレーカーをoffにして帰ります。この場合、電気トレースのブレーカーが一つにまとめてあると簡単です。小生は一つ一つテスターで確認しました。配線図で確認されると良いです。

4. 玄関から居間への扉
玄関を開けると冷気が直接居間まで入って来てしまいます。室内は20℃以上のところに外気の➖5℃などの冷気が入ることを想像してみてください。これが結構不快です。できれば玄関だけは独立したスペースがいいですね。小生は、パネルドアーを後付けで設置します。その状況は、また、ブログに書きます。

5. 薪ストーブ
小生の煙突は無茶苦茶でした。煙突のトップが溶接で付けられており、掃除ができない構造です。溶接で付けられた陣笠状のトップをはずして、差込型のホンマのトップに交換しました。それでも、直管部の下にエルボー(エビ曲げ)があり、ここにススなどが溜まりますが、ここは面倒でも室内側の煙突を外せば室内から掻きだせます。本来なら、直管の下の曲がり部は、T曲げにして、Tの底の蓋が外せてまっすぐススが落とせるべきですね。


薪ストーブの煙突に排気ファンが付いていました。が、煙突に排気する力が有れば、排気ファンなど必要ないはずです。ファンで強制排気するとちっとも暖かくないし、薪がどんどん燃えてしまいます。実際、ちゃんとストーブを焚けば、ファンは必要ありません。ただ、慣れるまでは、煙くなるので、ファンを使っていましたが、上手く燃やせるようになってからは不要になりました。多分、薪ストーブを全く知らない建築家が苦し紛れにファンを付けたのでしょう。

6. 湿気とカビ
八ヶ岳の南麓は比較的ドライなためあまりカビ問題は聞きませんが、それでも若干カビが気になることはあります。小生の家は東と南からの日当たりがよい立地です。それでも今年のように雨が多い時は少しカビ臭い。八ヶ岳でも森の中など立地によってはかなりシンドイ問題のようです。訪れるたびに、まずはカビ掃除から作業が始まると知人が言ってました。特に畳が厄介らしい。森の中の家は憧れかも知れませんが、湿気との戦いになります。

7. 屋根の劣化
スレートの塗膜の劣化は、10年と聞いたことがあります。中古物件は、多くは10年以上でしょうから、スレートの状態を遠くからでも点検することがオススメです。購入後塗り直すとなると結構コストがかかります。小生は平屋だったので、DIYで塗り直しました。

(屋根の塗装)

8. 留守中のコンセント
高原の雷は、平地と異なり、結構落ちます。コンセントを刺したままだと雷でTVや洗濯機の給水の電磁弁が故障します。水の元栓は帰る時には締めて置かないと、電磁弁が壊れて家の中が水浸しになってしまいます。そんな人は2人も知り合いにいます。ちなみに水道代は、何十万円らしいが、泣きついたらまけてもらったとか。

9. 田舎の停電
都会では停電は直ぐに復旧します。これは、給電ラインがダブルに作られているためですが、田舎の山岳地域では、万一の場合の予備の給電ラインはありません。停電は、直ぐには復旧しないと思って準備が必要です。
また、凍結対策を全て電気で行っているシステムがあります。例えば、常時水を循環している、一定温度に保っているシステムの中には、一旦停電すると、電気が来てもシステムが自動で再作動しないものがあります。確認されることをお勧めします。

10. 洗浄便座
洗浄便座のタンクを壊した人は少なくないです。水抜きはできますが、厄介です。便座を外して、水抜き栓を外して、便座を持って斜めにしたり、できるだけ低くしてフレキシブルパイプの水まで抜けるようにしないと水は完全には抜けません。

11. ウッドデッキ
10年経っていれば腐っていることが多いでしょう。小生はデッキは新しくしました。業者に頼むと安くない。

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