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写真の現像

今日は朝から冷たい雨。午前中は近くのゴルフの練習場で250球ばかり打ってきました。多いように思われますが、そのうち150球はアプローチかせいぜい90ヤード程度のコントロールショットです。この練習場は平日は打ち放題で月に7000円だったので勤めのない小生にとってはとってもお得です。ただ、新装開店してからこれが8000円になってしまった。夏から毎日練習して、時々はインストラクターについて基本からやり直しています。

午後も冷たい雨は続き、やることがないので撮影した写真の現像処理の仕方を友人に送ってあげようと処理過程の写真を準備しましたのでついでにブログにも載せておきます。カメラを趣味にしている方にとっては何も目新しいことはありませんが、ボツ写真を救うことができます。

カメラを構えて野鳥を待っていると、例えば森を背景に撮影することを前提に撮影条件を設定しているときに、突然 空抜けの猛禽が現れるとします。空抜けですから当然明るい背景になりますので、これを撮影条件を変えずに撮影すると露出がアンダーになりますので被写体は暗く写ることになります。Canonのカメラなら手元のボタン一つでAFも撮影条件も瞬時に変更できるのですが、Nikonはできません。本来なら露出調整をプラス側に0.3とか0.7に変更するのですが、突然現れる飛ぶ鳥を撮影するのにそんな時間はありません。では、どうするか?小生はJPEGでなくRAWで撮影し、後で露出を調整します(JPEGで撮影するとこれができません)
例えばこれがその写真です。うす暗いですね。ソフトはCapture NX-Dです。
処理_00200301

露出を調整すると下のようになります。だいぶ明るくなりましたが、それでも羽根の裏側が陰になりうす暗いです。
露出_00200301

カラーコントロールを用いると写真の一部だけを明るくしたり、コントラスト、色調を変えることができます。羽根の裏だけを明るくしてみました。
影_00200301

次はクロップを用いて、写真の一部だけを切り取って拡大しました。
クロップ_00200301

こうして遠い被写体を拡大すると、輪郭がぼやけてきますので、アンシャープネスを用いて輪郭を強調します。ただ、これをやりすぎるとノイズが目立ってきてざらざらの絵になってしまいますので、それとの見合いで行います。
シャープ_00200301

最後にコントラスト、色の濃さを少し強調して、さらに輪郭を強調します。いかがですか。没に近い写真がこましになったでしょ。
コントラスト_00200301

さらにレタッチブラシという機能もあります。下の写真はベニマシコですが、枝がうるさく、今一すっきりしませんね。
レタッチブラシ_00200301

これをレタッチブラシで余分な枝葉を周辺の背景と同じように消したのが下の写真です。
ベニマシコ_00200301_07
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