震災 3年に思う

早いもので、目を疑い、信じられない光景が目の前で展開されてから3年です。いまだ復興は、道半ばどころか、現実は緒についたばかり。なのに、忘れ始めた自分がいました。まだまだ、辛い状況が続いているのですね。新ためて、亡くなられたかたがた、なかでも住民の避難のために犠牲になられた方々とご家族、やむなく家族を犠牲にしてしまった方々、家族、親類、知人、友人を失われた方々、深く哀悼の意をあらわし、また、反省を込めて寄付を増額しました。
復興の予算の配分や、住民のコンセンサスなど、簡単ではない問題が山ほどあるのでしょう。官庁は批判はされますが、どうしようもない問題が山積しているのでしょう。やはり、批判は覚悟でトップが決断するしかないでしょうね。現場をあずかる人達が勝手に判断しないところに日本の”和”が根ざしており、逆にその欠点が決断の遅さにもつながっています。

安部政権の経済活性化のための、地方の公共工事の増加が、資材費の高騰と人材不足を引き起こしていました。そこに、東京オリンピックの開催決定。日本人は一瞬喜びましたが、それが被災地の復興の足をさらに強烈に引っ張る現実には思いも至りませんでしたでしょ?小生は建設業の端っこに居て、材料の高騰、労務費の高騰など金の問題がありますが、それどころか人が不足して集められないどうしようもない現実を実感します。
日本人は被災地の復興のために、東京オリンピックを今から辞退できますか?首都高速道路の改修を先延ばしできますか?一部の住民の反対を押し切って高台への移転を強引に進められますか?瓦礫の処理を各自治体が住民の反対を押し切って受け入れられますか?微弱と雖も福島の放射性廃棄物を受け入れられますか?どれもコンセンサスなど得られない課題に決断できますか?

日本は今や多数決の社会ではなく、コンセンサスの社会になりつつあります。こうして先進国は衰えて行くのでしょう。全員同意なんてできるわけがない。

復興を急ぐためには、日本中のみんなの辛抱の共有とリーダーの強引さがある意味必要ですね。もちろん、十分説明した上ですから、これとて何年もかかるでしょう。反対派が疲れ切るまで。
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