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八ヶ岳の冬鳥 クマタカだけ

義兄の四十九日を済ませて八ヶ岳にやって来ました。客に八ヶ岳の野鳥を見せてあげようと下調べしたのですが、冬鳥は全く不調で、コミミは昨年12月30日以来出ていないらしい。1月5日以降は留鳥のフクロウまでも出が悪いとか。

フクロウがよく現れる場所は山の中の小径で、ここは登山者以外はまず通らない場所なのですが、地域の愛好家達はフクロウを驚かさないように車に乗ってフクロウを観察しておられます。もちろん撮影も車の中からです。専門家によるとフクロウは営巣してない限り人の気配を察すると森の中にそっと逃げるらしく、だから登山中や散歩中に森の中で出会うことはまずないらしい。そんな極く限られた小径を車から降りて歩いて探している人達がいるらしく、フクロウは怖がって林縁には出ないと愛好家が嘆いておられました。

仕方ないのでクマタカを見に行ってきました。
この個体は羽が荒れてるし、少し大きいのでメスのようです。
19-01-18-1_00001.jpg

こちらはオスでしょう。
19-01-22_00001.jpg

しばらくするとクマタカにモビング猛禽が現れました。拡大して見てみるとオオタカのようです。オオタカが小鳥に見えるくらいクマタカは大きいです。
19-01-22-2_00001.jpg
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No title

ローカルルールは殆どの人は知りません
それに車で探す人ばかりではありません
私は野辺山ですが散歩しながら鳥を見て撮影もしています
昔に比べたら夏も冬も鳥は少なくなっています
けどルールを無視したからでしょうか
人それぞれですが餌を撒くよりも歩いて探すのは全然いいと思いますよ

Re: 八ヶ岳の冬鳥 クマタカだけ

野鳥は基本的に歩いて探すものなのですが、八ヶ岳にはフクロウが明るいうちに狩をする場所があります。ごく限られた場所ですが、ここはフクロウを怖がらせないために土地の愛好家達は車から降りないで撮影しています。愛好家達のローカルな約束事のようなものです。
三脚を使わないでの撮影ですから良い写真にはなりませんが、それでも仕方ないとして、車内から手持ちで飛ぶフクロウを写しています。最近はここを歩く人が出始めました。もし、皆んなが車から降りて探し、かつ撮影し始めると三脚が林立することになってしまい、やがてフクロウが出なくなってしまうでしょう。地域の人たちが大事に守っているものを、良い写真撮りたさに訪問者が壊してしまうことになります。
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