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野鳥撮影レンズで惑星撮影できるか

 このところ木星と土星が目の前に上がっています。暇なので野鳥の撮影に使う600mmの望遠レンズで撮影できるか試してみました。
まずは木星です。明るいので縞模様は見えませんが、衛星4個確認できます。この後露出を絞ってみましたが、縞模様はそれらしくは写ってもボケがひどいです。
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さてさらに小さい土星はいかに?一応輪は見えますが、思いっきりトリミングで拡大したので、ボケボケになりました。でも、アンドロメダ銀河は赤道儀なしでも撮れるかも知れません。
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2拠点生活について その2

 2拠点の場所をどう選ぶかを決める要素で、さらに検討したほうが良いと思われる点で、自分がこだわった点を書いていきます。

7. 屋外BBQと虫
 BBQを屋外で楽しんでいるときに嫌なもの。蚊と蛾。蚊に刺されたくないですよね。蛾は、夜のBBQの明かりに寄ってきて、料理の上に落ちる。この2つは嫌で、できるだけ少ないところということで、標高1160mにしました。虫は数は少ないものの、ゼロではありません。でも、そう気になるほどでもありません。標高が下がるほど虫が増えるのは当然です。
 虫が少ないということは、ホタルは何度か見かけた程度です。カブト虫。これも何度が見かけた程度です。試してみたのですが、幼虫は、堆肥の中で秋までは大きく育ちますが、冬を越せないみたいです。

8.庭の木
 平地で育った苗木は、ほとんど育ちません。たとえ耐寒性のある木でもそうですので、都会で買って持ってきて植えるのはだめです。現地で買っても、ジュンベリ-は、一旦枯れて、その後生えてきた枝は育ちました。ブルーベリーとドウダンツツジの苗も、一旦ほとんど枯れてから、残った枝がどうにか育ちます。そのため時間がかかり、10年でどうにかと言ったところです。
 枝垂れ桜は10年経っても2mにもなりません。ソメイヨシノは10年で、3mほど。リンゴは2mくらいでやっと花を咲かせました。逆に成長の速いのが、モミジ、栗、クヌギ、コナラ、カツラでした。耐寒性を調べた上で地元で苗を買うのが賢明です。
 草では、クリスマスローズ、ギボウシ、アジュガ、ニチニチソウ、アヤメ、コスモス、ユリ、ハマナス、ルドベキアなどは良いです。ポ−ル スミザ-さんの本に書いてあるものは、大体当たりなようです。コニファーは、ごく一部だけ育ちます。標高700mのホ−ムセンタで売っている苗もかなり越冬できません。
 芝生は高麗はだめで野芝でしょう。西洋芝は伸びるのが速くて、2拠点生活で管理できるかが問題です。

9. テレビとインターネット
 北杜市の大泉辺りでは、地デジの電波の限界に近いので、アンテナは立てていません。多分、電波は弱いので、ブ−スタ−を使わないと駄目かも。その上苦労して地デジの電波を拾っても、民放の数が少ないです。
 我が家はBSとインターネットを使っています。今やインターネットでNetflixやU-Tubeで十分に楽しめます。

10.ゴミ
 ゴミは持ってかえる人も居ますが、我が家は別荘族用のゴミ集積所に持参しています。日曜日の午後だけなのです。管理別荘地内には専用のゴミ集積所が設けられているでしょう。
 ただ、住まいの地区の方々が容認していただけたら、地区のゴミ集積所でも使えるみたいです。

2拠点生活について その1

 千葉と八ヶ岳南麓の2拠点生活も10年が経ちました。最近U-TUBEで2拠点生活が沢山紹介されていますが、そろそろ小生なりの経験を伝えたいと思います。
 読者の皆さんが山間部にもう一つの拠点を検討される場合、何が重要なボイントか?
1.気候とカビ
 一番はもちろん気候でしょう。清涼な空気でしょうね。それに該当する場所はたくさんあると思います。標高1000mを超えると、真夏でも冷房を使ったことはありません。こんな場所は那須、軽井沢、富士山麓など沢山あります。ですが、閉め切りにすることが多い第2拠点では、カビの問題があります。小生の同僚、友人達の経験では、かなりの人がカビに悩まされています。北杜市は、日照時間が日本でトップクラスで、東京より20%も多いし、湿度はかなり低い。このためか拠点に来るたびに、カビ掃除から作業が始まる経験はありません。北杜市の売りは、なんと言っても、日照が長く、湿度が低く、したがってカビの悩みはほとんどないことでしょう。ただ、一日陽の当たらない森の中は、分かりません。

2.日常品へのアクセス
 次は、日常品の手に入れやすさでしょう。我が家のある北杜市大泉では、車で5分でセブンイレブン、10分で大型スーパーがニ軒、ウェルシア、大型ホ−ムセンタ−が一軒あり、利便性は都市部と変わりありません。

3.交通の便
 北杜市は東京から車で2時間。バスで4時間。電車で3時間といったところでしょうか。ただ、唯一の問題は、日曜日の午後東京に向かうと、トンネル部での渋滞にあってしまうことです。冬はないですが、春夏秋は大渋滞です。抜け道として、甲州街道や奥多摩を抜ける道はありますが、余計に時間がかかるのでやめたがいいですね。この問題は小仏トンネルの渋滞、調布から八王子間の渋滞ですが、今3車線化の工事が行われておりますので、そのうち解決するでしょう。小生は毎日が休みなので問題ないですが、困るのは子や孫が遊びに来た帰りです。
 次は、最寄りのICから自宅までの一般道でしょう。高速出口から八ヶ岳を上る道は何本もありますので、軽井沢、那須などのように、繁忙期にICから家まで1,2時間なんて問題はありません。

4. 冬と積雪
 八ヶ岳南麓は、南斜面のため、冬は標高の割には暖かいですが、それでも零下で、寒いことには変わりありません。雪は太平洋側の気候になるので、大したことはありません。通常なら20cmくらいかな。しかし、何年か前に東京で大雪になったときは、60cmを越える積雪でした。北杜市は豪雪地帯ではないので、除雪機の準備が不十分で、回復には日数がかかりました。
 家から幹線までの除雪がどうかが重要です。管理別荘地ならいいでしょうが、森の中のポツンと一軒家などは、除雪のことを考えに入れておく必要があります。私道は大変で、公道でも支線の除雪は遅れます。

5. 景観
 八ヶ岳南麓からだと、北に八ヶ岳の最高法の赤岳、西に南アルプスの北岳や駒ケ岳、東に金舞山、南にどんと大きく見える富士山。最高峰の一番から三番までが見えるのですから景観は申し分ないです。では、家からそれらを楽しめるか?答えは、期待しないほうが良いです。我が家からも、10年前は、色々見えていたのですが、木々は成長し、今や赤岳が少し頭が見えるだけです。景観を楽しむ拠点をお好みなら、田畑が広がったエリアまで標高を下げなくてはなりません。

6.趣味との親和性
 趣味は人それぞれですので、何を楽しめるかを記載します。雪遊びはもちろん、登山、渓流釣り、山菜取り、バ−ドウォッチング、星の撮影、家庭菜園、日曜大工。山菜取りは、小生は庭にタラ、コシアブラ、ギョウジャニンニクを植えたのであまりしませんが、ワラビ、フキノトウは家の周りで採取しています。キノコはいろいろ取れますが、危ないので、買います。
 釣り場はたくさんあります。岩魚、山女魚などを楽しめます。
 夜空。自宅の庭の空の抜け具合によりますが、少し出かけるなら撮影場所はいくつもあります。
 野鳥。いろいろ居ます。野鳥の宝庫ですが、地元の皆さんは随分数が減ったとおっしゃいます。餌台を庭に置けば、冬場はシジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、カワラヒワはじめ、ゴジュウカラ、アカゲラ、シメ、イカルなどがやって来ます。フクロウが夜中に鳴くこともありますし、春にはオオルリ、キビタキ、クロツグミなどを家から撮影できます。
 家庭菜園は1160mの我が家では野菜が限られます。ナス、キュウリ、トマトなどはお隣はビニルハウスを使ってられます。標高が下がっところに畑を借りるのも手ですね。
 日曜大工。中古別荘を買ったので、いろいろやってます。木製物置と薪小屋にウッドデッキ、石炉。やることは山ほどできます。

八ヶ岳の冠雪

 昨日の朝は八ヶ岳、南アルプスも冠雪していましたが、遠征のために撮影できず、今朝まだ溶けていないことを祈って紅葉と冠雪のコラボを狙ってみました。行く途中、カレー店のアフガンの手前の紅葉が綺麗だったので、ちょっと車を止めて撮影しました。
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 まきば公園まで標高を上げれば紅葉も見事だろうと考えたのですが、まだ少し早い。雪は朝日であっという間に溶けてしまったみたいです。残念。
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 仕方ないので、富士山がとってもきれいに見える場所に移動しました。まきば公園の牧場越しに富士が眼前に迫ります。八ヶ岳南麓からだと富士山は午前中は逆光になります。
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 家に戻ってから、近所のポイントから富士山です。
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今回の八ヶ岳滞在は今日までで、また明日からゴルフ打ちっぱなしとNETFLIXの毎日です。

 

八ヶ岳からさらに遠征してムギマキ

 日本には住んでいなくて、この時期のみ旅鳥として日本を経由する野鳥、ムギマキ。麦の種を蒔く時期に渡ってくるのでこの名がつけられたようです。撮影するために八ヶ岳からさらに3時間近くかけて遠征しました。天気の様子をうかがっていたのですが、悪くのびのびになりました。今日はどうにか天気は持ちそうなので出かけました。去年はみぞれが降って来て凍えながら出を待ちました。今年は雨はないですが、冬着に防寒着を重ねても寒かったです。
 ムギマキはツルマサキの実が好物らしく、どこでもこの木がある場所が撮影場所になります。待っていると、いろいろな野鳥がこの実を食べにやってきます。まず、最初に現れたのがジョウビタキ。これは色が似ている上に、陰に入ったので、てっきりムギマキと勘違いしました。ゴジュウカラもやって来ます。
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コゲラまでも実を食べに来ました。
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他にヤマガラ、コガラもやってくるので結構忙しい撮影でした。遠目で野鳥が確認できないので、その都度カメラを覗いて確認します。そんな中、ムギマキも登場しますが、空抜けで黒いシルエットになったり、葉の裏であったり、日陰であったりで、なかなかうまく撮影できません。待つこと4時間。どうにか絵になる場所に止まってくれました。
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結局、もっと綺麗なオスは現れずでした。また来年です。



瑞牆山の紅葉

今日はムギマキを撮影するために遠征する予定でしたが、現地の天気予報が悪いので中止。近場の瑞牆山の様子を見にでかけてきました。途中瑞牆湖の様子を見ると、高揚はまだまだで、どうにか絵になるところだけを切り取ってもこの程度でした。
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瑞牆山はより標高が高いので、紅葉を期待して、車を走らせました。途中の渓流沿いの紅葉は、八ヶ岳南麓周辺では最も自然で、美しい紅葉が楽しめる道なんですが、ここもまだ緑のトンネルでした。
 瑞牆山は、手前のツツジの赤、奥のカラマツの黃、その背景には奇岩の山、やはり美しいです。

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 今日は天気が不安定で、朝は雨、その後少し晴れ間が覗き、突然氷が降ってきた。
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アンドロメダ銀河の撮影

 昼は曇りでしたが、夜は晴れるとの予報を信じて、明るいうちにカメラと赤道儀をセットしましたが、暗くなって撮影し始めたらとんでもない失敗です。ジンバル雲台が邪魔でカメラが覗けないのです。仕方なく暗い中で極軸合わせをやり直してアンドロメダ銀河の撮影に挑みました。
 まずは明るい木星とその衛星でピントを合わせて、テ−プで固定します。ズ−ムレンズで広角でアンドロメダ銀河を探します。大体の位置は分かるのですが、広角で撮影して、対象を中央に誘導します。この時やらかす失敗は、雲台、赤道儀などのネジが緩んでしまい一からやり直しすことです。各ネジはガッチリ固定しないといけません。アンドロメダは中央の少し右にあります。
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 下の写真は雲台が邪魔して、カメラを覗けない失敗のセッティングです。一旦、赤道儀、カメラを外して、暗い中で極軸合わせからやり直しました。
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 アンドロメダ銀河は、広角で撮影して、ズームレンズを300mmで撮影しました。まだ、オ−ストラドピテクスの時代の光だと思うと、ロマンと言うか人の儚さに想いが至ります。星雲状の部分が暗くて、銀河らしくないです。一応撮れましたが、極軸合わせが甘いですね。やはり10枚程度は撮影して、それを加算平均合成しないと駄目なようですが、ソフトを買っていないのでできません。
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アンドロメダ銀河の撮影するための露出条件(絞り、SS.ISO)を雑誌にある条件で撮影すると周りの漆黒の部分まで明るくなり、銀河が浮かびあがないのです。でも、周りの漆黒を保ちながら銀河を撮影すると、写真のように周りの星雲が薄くなりすぎてしまいます。どなたか詳しい方がこの記事を読まれたら、是非ご教示をおねがいします。

 

八ヶ岳の紅葉とウッドデッキの修理

 昨晩はアンドロメダ銀河を撮影しようと明るいうちに赤道儀の極軸合わせをして、暗くなってから木星でピントを合わせて待ち構えていたのですが、アンドロメダ銀河を探し始めたら薄雲が出てきて、雲は濃くなるばかり。
 朝から標高の上の方に紅葉をみにいってきました。まずは、天女山。ここは標高1500mあります。甲府盆地に薄雲がかかり、その先に富士山のシルエット、手前は紅葉とススキで、なかなかの景観です。でも、写真では上手く表現できません。

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 少し標高を下った赤い橋あたりでの景観です。
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 ここは赤よりも黄葉が主でそろそろ見頃です。たまにもっと見事な色彩の写真を見かけますが、それは写真処理で色彩を強くしているのでしょう。

 そして午後。表のウッドデッキを修理しました。築10年経つと、防腐処理して、キシラデコールを塗装したSPF材も腐り始めます。まだ、一部ですが。
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 その裏側は、菌が繁殖して、白いコロニがべったり張り付いていました。
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 防腐塗料を塗りますが、実際の腐敗は塗料の塗り直しができない裏側から進んでいます。腐敗が進んだ箇所だけ修理しました。日当たりが良くて、雨ざらしで、板の隙間にカラマツの落ち葉が溜まる箇所が腐食が早いようです。
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ウッドデッキの塗装

 森の側のウッドデッキは、樹木が発散する樹液のためとっても汚れます。それにカビが生えて、黒ずんでしまいました。外壁の洗浄のために高圧洗浄機を準備しましたのでついでにウッドデッキも洗浄しました。
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 一日乾かしてからキシラデコールを塗りました。
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ウッドデッキは半分は、腐りにくいイタルバです。イタルバはウッドデッキに最適と言われますが、腐らなくても、劣化して、ささくれが酷くなります。素足では危なくて歩けません。拡張した部分はSPF材です。

外壁の修理

 築23年も経つと外壁の塗膜が浮き上がりはじめています。特に日が当たるところの劣化が目立ちます。
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 浮き上がった塗膜をヘラで剥がしていき、高圧洗浄機で洗いました。高圧洗浄機だとヘラで剥がすよりも効率的に剥がせるようですが、水圧に気をつけないと下地の石膏ボードまでも掘ってしまいます。
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一日乾燥させてから塗装しました。
足場を組んでおらず、梯子で作業し、手の届かない部分はロ−ラ−に延長棒を付けて塗装しました。そのため、塗料が余計なところに付かなくするマスキングテープを貼ることができず、窓枠などにも塗料がついてしまいました。近くで見ると荒っぽい仕事で、みっともないですが、仕方がないですね。塗装は3回塗りました。
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北側の壁は、紫外線が当たらないためが、損傷は軽微なようです。
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