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高校野球選手権大会?

夏の甲子園は今年で100回大会だそうだ。100回も続くことは、祝福に値することだろう。開催者だけでなく、各地方の野球関係者の努力のおかげで全国の高校が参加できる選手権大会が開催できている。しかもそれが100回も続いたのは、絶大な人気がバックアップしてるのだろう。

でも、決勝戦を見ていて、途中から嫌な場面を見る羽目になった。連投連投で疲れ切った投手が打ち込まれる姿である。毎回金足農業の試合を見ていたが、この日は明らかにコントロールが悪かった。疲れ切っているのだろう。

夏の甲子園大会は、このままで良いのだろうか?
昔と今とでは、投手の負担は大きく異なる。マシーンで打撃練習してきた打者を抑え込む投手の負担は、相当なものだろう。一番の問題は、連投で選手生命を危うくすることの危険性にいまだなんの対策もしていないことである。明らかにはなっていないだけで、おそらく肩や肘を痛めて野球から離れて行った青年は少なくないのだろう。もっと時間をかけて、道州制のような地方大会などで代表校の数を絞ってから甲子園に来るとか?主催の朝日が勇断すべき時ではないのか。

もう一つの問題は、一部の高校では、地域から遊離しつつあることである。大都市の高校や地方の有名校は全国から優秀な中学生を集めてきて、控えの投手は何人かいる。日大三高には4人も甲子園レベルの投手がいた。小生は大阪出身だけど、これが嫌いで大阪のチームを応援したことはない。大阪代表だが、大阪の中学校出の選手は多くはないのを記憶している。昔はほとんど大阪人はおらず、九州、四国などが多かった。こんなチームと地方の公立高校とで戦うのは、公平なんだろうか?例えば、オリンピック選手を国籍を問わず、金や良い処遇で集めて代表団を作るみたいなもので、こうなれば何も面白くなくなるだろう。両親がそこに住んでもいない生徒を集めてきて、大阪代表と言うのは、おかしくないか?改善することで、地方も都市部ももう少し公平な試合にならないのだろうか。

朝日新聞さん
青少年が苦しい中懸命に頑張るプレーは、見ているものの感動をよぶ。確かに面白いし、色々な感動する場面を目にするので、楽しんでいるが、それでも、体を壊すリスクや一部の地域離れが起きており昔々の理念から乖離しているのではなかろうか。伝統は良いが、100回を節目に改善するべき時ではないですか。
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