伊吹山のイヌワシに再アタック
台風の影響で伊吹山の天気が変わったので、予定を切り上げて八ヶ岳に戻って来ました。しかし台風一過の米原の天気予報を見ると小雨模様だけど風が強く、しかも北西。これならイヌワシは撮影ポイントを上昇気流に乗って飛ぶだろうと期待して、朝八ヶ岳を出発し、日帰りで伊吹山に行って来ました。片道280kmです。
悪天候を予想して、防寒着は高山用の装備を持参しました。普通の冬装備では持ちません。現地には10時過ぎに到着。早朝は高空を飛んで居たらしい。山頂近くは、三脚が倒されるかもしれないほどの強風で、危なくて三脚から手を離せません。高山仕様の防寒着でも寒い。おまけに時々、雨か霙が落ちて来る。
昼過ぎに後ろの尾根筋に現れて、そのまま尾根の岩に止まったが、前回と同じ全くの逆光でしかないので、大きなカラスに見える。露出を変えて、いろんな条件で撮影した。待つことしばし。飛び出したが、逆側で尾根の後ろに消えて行った。撮影はできましたが、後ろ姿でしかない。

さらに待つ。3時過ぎにまた同じ場所に止まって居た。今日は尾根の向こうばかり飛んでいるらしい。今度は、こちら側に飛び出したので、一応撮影はできました。


逆光のため目は出ないし、数百m先と遠いし、証拠写真です。飛び姿はすぐに後ろ姿になってしまう飛行ルートでした。正面側の西側斜面を上昇してくるのを期待しましたが、空はさらに暗くなって来たので、4時前にギブアップして、八ヶ岳に帰って来ました。なかなか、一発で思うような撮影はできませね。結局、3日通って、証拠写真程度のチャンスが3回だけでした。近くて、順光の機会はゼロでした。
待つ間に各地のベテランの方や地元の方に教わったので、イヌワシを撮影してみようとの方に参考に書いておきます。
1.風がないと滑空して飛ぶイヌワシは現れないので、風のある日を選ぶ。
2.撮影場所は北西向き斜面故、南風より北寄りの風の方が撮影ポイントに現れる可能性が高いらしい。
3.岩に止まることが多いが、どの岩も500m以上遠い。絶壁の向こう故近寄るすべは全くない。ご一緒したカメラマンがゴルフ用の計測器で測ってくれました。
4.飛ぶ速度は、恐ろしく速い。1飛行で1チャンスで撮影しないと、あっという間に点になる。ラッキーだと目の前で旋回してくれるらしい。
悪天候を予想して、防寒着は高山用の装備を持参しました。普通の冬装備では持ちません。現地には10時過ぎに到着。早朝は高空を飛んで居たらしい。山頂近くは、三脚が倒されるかもしれないほどの強風で、危なくて三脚から手を離せません。高山仕様の防寒着でも寒い。おまけに時々、雨か霙が落ちて来る。
昼過ぎに後ろの尾根筋に現れて、そのまま尾根の岩に止まったが、前回と同じ全くの逆光でしかないので、大きなカラスに見える。露出を変えて、いろんな条件で撮影した。待つことしばし。飛び出したが、逆側で尾根の後ろに消えて行った。撮影はできましたが、後ろ姿でしかない。

さらに待つ。3時過ぎにまた同じ場所に止まって居た。今日は尾根の向こうばかり飛んでいるらしい。今度は、こちら側に飛び出したので、一応撮影はできました。


逆光のため目は出ないし、数百m先と遠いし、証拠写真です。飛び姿はすぐに後ろ姿になってしまう飛行ルートでした。正面側の西側斜面を上昇してくるのを期待しましたが、空はさらに暗くなって来たので、4時前にギブアップして、八ヶ岳に帰って来ました。なかなか、一発で思うような撮影はできませね。結局、3日通って、証拠写真程度のチャンスが3回だけでした。近くて、順光の機会はゼロでした。
待つ間に各地のベテランの方や地元の方に教わったので、イヌワシを撮影してみようとの方に参考に書いておきます。
1.風がないと滑空して飛ぶイヌワシは現れないので、風のある日を選ぶ。
2.撮影場所は北西向き斜面故、南風より北寄りの風の方が撮影ポイントに現れる可能性が高いらしい。
3.岩に止まることが多いが、どの岩も500m以上遠い。絶壁の向こう故近寄るすべは全くない。ご一緒したカメラマンがゴルフ用の計測器で測ってくれました。
4.飛ぶ速度は、恐ろしく速い。1飛行で1チャンスで撮影しないと、あっという間に点になる。ラッキーだと目の前で旋回してくれるらしい。
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一か月ぶりの八ヶ岳
関ヶ原古戦場跡と伊吹山のイヌワシ
伊吹山二日目です。早く行ってもドライブウェイが開くのは8時なので、近くの古戦場跡を見に寄りました。
石田三成が本陣を敷いた笹尾山です。頂上まで徒歩5分の全くの小山です。
麓は島左近が布陣した所です。

山頂は石田三成が陣をしいた場所です。山頂から黒田長政らの場所、島津義弘らの場所などを眺めると意外と至近距離での布陣であったことが分かります。

今日は土浦から来られたSMZさん、埼玉県狭山のSKUさんと3人で5時まで粘りました。風がなく快晴で、イヌワシは多分今日も出ないだろうとの予想でしたが、一度だけ姿を見せてくれました。でも、完全な逆光で、大きなカラスでしかありません。帰ってから、画像を加工してどこまで絵になりますやら。

後のお二人はまた、15日から来るとのこと。会社員をやめてから長距離は出不精になってましたが、このお二人はすごい。少し刺激されました。
石田三成が本陣を敷いた笹尾山です。頂上まで徒歩5分の全くの小山です。
麓は島左近が布陣した所です。

山頂は石田三成が陣をしいた場所です。山頂から黒田長政らの場所、島津義弘らの場所などを眺めると意外と至近距離での布陣であったことが分かります。

今日は土浦から来られたSMZさん、埼玉県狭山のSKUさんと3人で5時まで粘りました。風がなく快晴で、イヌワシは多分今日も出ないだろうとの予想でしたが、一度だけ姿を見せてくれました。でも、完全な逆光で、大きなカラスでしかありません。帰ってから、画像を加工してどこまで絵になりますやら。

後のお二人はまた、15日から来るとのこと。会社員をやめてから長距離は出不精になってましたが、このお二人はすごい。少し刺激されました。
伊吹山遠征1日目は残念でした
昨日、愛知県までやって来ました。新東名はとっても走りやすいですね。高速のカーブでストレスを感じることがありますが、新東名のカーブはまさに高速道路用のカーブであり、路面の凹凸も全くストレスを感じませんでした。
そして姉の家に泊まって、朝から伊吹山にやって来ました。ドライブウェイは、3090円でして、安くはないですね。朝8時が開門で、関東を中心に日本各地からの車が50台近く開門を待っていました。
伊吹山のイヌワシのポイントは知らなかったのですが、9合目あたりから山頂にかけてカメラマンが分散していました。右に、白山。

左に琵琶湖の竹生島。

を望む断崖の上が今回のポイントでした。基本的に伊吹山の北西斜面が良いらしいです。


朝8時過ぎから5時まで待ちましたが、何にも現れず。丸坊主に終わりました。残念!無風では飛ばないと地元のベテラン氏。
現れたのはアオゲラ、カケス、猿だけでした。
そして姉の家に泊まって、朝から伊吹山にやって来ました。ドライブウェイは、3090円でして、安くはないですね。朝8時が開門で、関東を中心に日本各地からの車が50台近く開門を待っていました。
伊吹山のイヌワシのポイントは知らなかったのですが、9合目あたりから山頂にかけてカメラマンが分散していました。右に、白山。

左に琵琶湖の竹生島。

を望む断崖の上が今回のポイントでした。基本的に伊吹山の北西斜面が良いらしいです。


朝8時過ぎから5時まで待ちましたが、何にも現れず。丸坊主に終わりました。残念!無風では飛ばないと地元のベテラン氏。
現れたのはアオゲラ、カケス、猿だけでした。
台風一過にゴルフはやるものじゃない
仲間の恒例のゴルフを予定していたのですが、毎日雨続きの上に超大型の台風が関東を直撃するやら、延期しようと話していました。ところが台風が早く通過したので、ゴルフの集いを決行しました。
まあ、雨が降らずにプレーはできたのですが、フェアウェイはご覧の有様です。雨と風で落とされた枝と葉っぱがいっぱいで、ランは出ず、最悪はボールがロストしたりで、不満の残るゴルフになってしまいました。

バンカーはさらにひどい状態でした。水が溜まっているくらいなら我慢もできますが、長雨で砂が流され、バンカーの斜面は山土が露出し、深い溝が刻まれているし、砂の層が薄い所など無茶苦茶な状態でした。いつもは80台で回る人が、バンカーでギブアップするしまつです。
不完全燃焼なゴルフの集いでした。
まあ、雨が降らずにプレーはできたのですが、フェアウェイはご覧の有様です。雨と風で落とされた枝と葉っぱがいっぱいで、ランは出ず、最悪はボールがロストしたりで、不満の残るゴルフになってしまいました。

バンカーはさらにひどい状態でした。水が溜まっているくらいなら我慢もできますが、長雨で砂が流され、バンカーの斜面は山土が露出し、深い溝が刻まれているし、砂の層が薄い所など無茶苦茶な状態でした。いつもは80台で回る人が、バンカーでギブアップするしまつです。
不完全燃焼なゴルフの集いでした。
タマネギを植える
毎日が雨で、明日からまた雨だそうだ。慌ててタマネギを植えましたが、不安もあり。
タマネギの苗が大きいので、春になったら球が肥大化せずに、董立ちしてしまうかも知れません。多分、そうなるでしょうが、わざわざ遠くのホームセンターまで買いに行くのも面倒です。
150株植えましたが、董立ちを防ぐ方法をインターネットで調べてみます。

午前中はさわやかな晴天に誘われて、またまたカワセミの池に行って来ました。久しぶりの晴天なので、知り合いのバーダーさん達も皆さん撮影に出てきておられました。ところが肝心のカワセミは、もう腹一杯なのか、狩りはほとんどせずにうろうろするばかり。その内、2羽居たカワセミも全く姿を見せなくなりましたので、今日の撮影は午前中でおしまいにしました。
わずか1回のダイビングでしたので、肝心のショットはピンボケでした。



そして止まりものを1枚。

タマネギの苗が大きいので、春になったら球が肥大化せずに、董立ちしてしまうかも知れません。多分、そうなるでしょうが、わざわざ遠くのホームセンターまで買いに行くのも面倒です。
150株植えましたが、董立ちを防ぐ方法をインターネットで調べてみます。

午前中はさわやかな晴天に誘われて、またまたカワセミの池に行って来ました。久しぶりの晴天なので、知り合いのバーダーさん達も皆さん撮影に出てきておられました。ところが肝心のカワセミは、もう腹一杯なのか、狩りはほとんどせずにうろうろするばかり。その内、2羽居たカワセミも全く姿を見せなくなりましたので、今日の撮影は午前中でおしまいにしました。
わずか1回のダイビングでしたので、肝心のショットはピンボケでした。



そして止まりものを1枚。

新しいカメラの試運転
毎日 梅雨時以上の雨。庭も畑もドロドロです。
カメラはニコンD7100を使っていたのですが、カワセミを撮影すると連続撮影の速度が遅いのがとっても気になり、D500に変えました。これなら一秒に10回シャッターが切れます。その効果を速く確認したいのですが、毎日が雨でそれもできませんでしたが、今日は午後3時には雨が上がったので、早速、池までカワセミを撮影に行って来ました。
夕方、曇りで撮影条件は良くないのですが、カワセミがダイブしてくれました。
さすがの連写性能です。以下のように一連の動きを捉えることができました。AFもD7100より速くピントが合焦するように感じます。




止まりものを一枚。

紅葉の時期を待って、伊吹山にイヌワシを撮影に行くつもりだったのですが、毎日が雨で遠征する気になりません。
カメラはニコンD7100を使っていたのですが、カワセミを撮影すると連続撮影の速度が遅いのがとっても気になり、D500に変えました。これなら一秒に10回シャッターが切れます。その効果を速く確認したいのですが、毎日が雨でそれもできませんでしたが、今日は午後3時には雨が上がったので、早速、池までカワセミを撮影に行って来ました。
夕方、曇りで撮影条件は良くないのですが、カワセミがダイブしてくれました。
さすがの連写性能です。以下のように一連の動きを捉えることができました。AFもD7100より速くピントが合焦するように感じます。




止まりものを一枚。

紅葉の時期を待って、伊吹山にイヌワシを撮影に行くつもりだったのですが、毎日が雨で遠征する気になりません。
照準器改良の効果は?
照準器のカメラへの取り付け方を改造したので、池にその効果を確認に行きました。
池のホシハジロは徐々に増えて、雄8羽、雌1羽の9羽に増えています。

さて照準器を改造して、素早くカワセミの動きを捉えられるようになったでしょうか?
少しはカワセミの飛ぶ動きにカメラが付いていくスピードは速くなったように感じます。奥に飛び去る鳥を追うのは難しいのですが、どうにか捉えることができました。残念ながら、後姿なので絵にはなりません。

ダイビングから飛びあがった瞬間です。少しピンが甘いです。ISOが上がりすぎてノイズが激しいですね。これはカメラの性能なので仕方がありません。

カワセミのホバリングです。これも残念ながら後姿。

どれも絵にならないので、止まった姿です。止まっているのに、ピントがまだ甘いです。


照準器は5mmのアルミ板に取り付けたので、ブラブラせずに安定しています。その上、自由雲台に取り付けたので、照準器をレンズのセンターに合わせるのがとっても簡単になりました。残りの問題解決は、カメラ自体の性能と肝心な小生の腕前です。
池のホシハジロは徐々に増えて、雄8羽、雌1羽の9羽に増えています。

さて照準器を改造して、素早くカワセミの動きを捉えられるようになったでしょうか?
少しはカワセミの飛ぶ動きにカメラが付いていくスピードは速くなったように感じます。奥に飛び去る鳥を追うのは難しいのですが、どうにか捉えることができました。残念ながら、後姿なので絵にはなりません。

ダイビングから飛びあがった瞬間です。少しピンが甘いです。ISOが上がりすぎてノイズが激しいですね。これはカメラの性能なので仕方がありません。

カワセミのホバリングです。これも残念ながら後姿。

どれも絵にならないので、止まった姿です。止まっているのに、ピントがまだ甘いです。


照準器は5mmのアルミ板に取り付けたので、ブラブラせずに安定しています。その上、自由雲台に取り付けたので、照準器をレンズのセンターに合わせるのがとっても簡単になりました。残りの問題解決は、カメラ自体の性能と肝心な小生の腕前です。
野鳥撮影用機材の改
一般の野鳥撮影には、便利だが必須アイテムではないのですが、動きの速い野鳥、例えばカワセミのダイビングやホバリングを捉えるには欠かせないのが照準器です。カワセミの動きは照準器だけで追いファインダーは覗きません。このため照準器は、精確にレンズの中心と合わせる必要があります。これは雑誌「バーダー」にカワセミ撮影方法を書いておられる千葉さんから教わりました。
その上レンズを振りまわした時のブレを防止するためカメラとレンズを三点で支える必要があるとのこと。
このためにカメラとレンズのサポートと照準器の取り付けを改造しました。
改造は、
1. カメラをサポートする部分と照準器を取り付ける台をアルミ板で製作しました。ホームセンターで厚さ5mmの板を買って来て、自作しました。
写真で塗装してない部品がそれです。カメラの左側に照準器をつけるために張り出しています。

2. この照準器はカメラのフラッシュ台に付けるとレンズのセンターと合わせることができません。照準器の上下微調整の範囲が狭く、照準器を下向きにするのに限界があるからです。そのためカメラの左に照準器を付けています。これは照準器とファインダーを交互に覗く移動スピードの改善にもなります。
アルミ板にslikの最小の自由雲台を付けて、それに照準器を取り付けました。

もちろん改造のためには、板を切ったり、穴を空けたり、タップでネジを切ったりが必要です。
全体はこのようになりました。
その上レンズを振りまわした時のブレを防止するためカメラとレンズを三点で支える必要があるとのこと。
このためにカメラとレンズのサポートと照準器の取り付けを改造しました。
改造は、
1. カメラをサポートする部分と照準器を取り付ける台をアルミ板で製作しました。ホームセンターで厚さ5mmの板を買って来て、自作しました。
写真で塗装してない部品がそれです。カメラの左側に照準器をつけるために張り出しています。

2. この照準器はカメラのフラッシュ台に付けるとレンズのセンターと合わせることができません。照準器の上下微調整の範囲が狭く、照準器を下向きにするのに限界があるからです。そのためカメラの左に照準器を付けています。これは照準器とファインダーを交互に覗く移動スピードの改善にもなります。
アルミ板にslikの最小の自由雲台を付けて、それに照準器を取り付けました。

もちろん改造のためには、板を切ったり、穴を空けたり、タップでネジを切ったりが必要です。
全体はこのようになりました。
