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異常なツミの行動

 久々の投稿です。
 小生が住む千葉の街にはツミがあちこちで営巣します。近くの公園のツミは、5月頃に営巣して、雛鳥の巣立ちは、梅雨明け頃の7月初旬だったのが通常ですが、今年はどうしたことか4月には営巣を始めました。もう一つ異常なことは、例年なら6羽くらいの雛を育てるのですが、今年はわずかに3羽しか雛が居ませんでした。さらに異常なことは、ツミの子育ては春に1回だったのが、今年は一番子を育て上げて、すぐに7月にまた営巣して、さらに3羽の雛をそだてています。
 このところそのツミの2回目の子育てを撮影に出かけていますが、なかなか撮影させてくれません。通常じゃオスが狩りに出かけて、戻って来て獲物をメスに渡して、メスが巣に運ぶのですが、今回は直接巣に運んでおり、オスからメスへの餌渡しの場面が撮影できないのです。
 メスは外敵の主にカラスを警戒して、近くの枝に止まっています。
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2回目の子育てでも3羽の雛が育っています。小さな2羽は巣から出ていません。
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これは一番大きな雛で、すでに胸の模様は横縞になっています。
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小さな雛は胸の模様は縦縞です。
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あまりに遅い子育てで、そのためか獲物の雀の雛鳥がいないからか、狩りは難しいようで3時間に1回程度しか獲物を運んできません。ツミは渡り鳥で、10月には南に渡るのですが、この雛たちはそれまでに狩りを覚え、さらには海を渡るほどに成長できるのでしょうか。

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支笏湖での野鳥

 札幌旅行の帰りに新千歳空港から近い支笏湖に行ってみました。ここは千葉での鳥友から教わった場所で、長い間千歳に住んでられた方です。ちょっと前までは周辺ではヒグマの目撃情報が多くて、尻込みしていたのですが、出没はここのところ少し下火かな。

 支笏湖も中国と韓国を中心にした外国人観光客で大変賑わっておりましたが、空は白濁し、薄雲がかかりすがすがしい遠望はありません。
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ただ、川を覗くと、日本一の水質にふさわしく、透明度は抜群でした。
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国民休暇村の方に回ってみると、キツツキの集団が居ました。鳴き声と止まり方は、キツツキなのですが、どうも見たことのない種類です。しかも人をあまり恐れず、カメラを持ってそっと近づいても逃げません。撮影して確認すると、北海道にしかいないキツツキでヤマゲラでした。色はアオゲラに似てはいますが、青が薄い。また、目が鋭いですね。幸い、オスメスで広場を飛び回っていました。メスには頭の赤がありません。
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オスはアオゲラと同じように頭が赤いです。
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 そこに現れたのがアカゲラですが、ようく見ると頭頂全体が赤いのでオオアカゲラです。これも人をあまり怖がりません。
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札幌旅行 2日目

今日も女房殿と娘は野球観戦。小生はひとり車を飛ばして、十勝のサホロリゾートのベア マウンテンに羆を見に行きました。ところがレンタカーのナビが途中で土地狂って、占冠村で1時間半もウロウロ。
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ここは人を恐れない羆が、森に放たれており、至近距離で遊覧バスから見ることができます。メスは一頭も居ないそうです。メスを入れると周りの山から野生の羆を誘ってしまうそうです。
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そして夜は狸小路へ。ジンギスカンの予定でしたが、予約してないとどこも一杯でした。

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天龍村のブッポウソウ

 長野県の南端の天龍村は村をあげてブッポウソウを保護しています。村おこしの一つとしてブッポウソウを宣伝していますので、ブログに撮影場所を書いてもいいでしょう。今日は所属する写真クラブの撮影旅行に参加しました。小生は八ヶ岳から日帰りです。

 ブッポウソウの撮影には少し早いかなと思いつつ、クラブの活動なのでそれに従いました。でも、案の定、どこの営巣地もほとんどブッポウソウは現れず、1時間にせいぜい1回、しかも巣には戻らず、遠くを飛び回るのみ。被写体まで遠いうえに、強い日差しで川からの陽炎がすごくてほとんどピンボケ写真でした。やはり晴天の日に川向こうの被写体は撮影が困難ですね。それでも何とか掲載できる写真を選びました。やはり日差しが強すぎて、色が出ませんでした。ブッポウソウは曇天か夕方が良いですね。
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ツミの巣立ち

 梅雨の合間の晴れ。久しぶりにツミの子育ての様子を見てきました。
オスが獲物を獲って来て、一声鳴くとメスが現れ、獲物を受け取ります。この間一瞬の出来事で、獲物を受け渡す場所を予見して、カメラを近くに構えておかないと撮影できません。
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 メスが獲物を受け取ると、一声鳴いて巣立ちした雛を呼びます。雛は茂みの中から出てきます。
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今年は雛は2羽しかいないようです。道理で、獲物を獲ってくる回数が少なかった。普通は4羽か5羽程度が巣立ちするのですがね。
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